K様邸は、若いご夫婦と小さいお子様が一人。これからの家族構成、お子様の成長に合わせ、2階の子供部屋は間仕切りをせず(壁を作らず)将来的に部屋数をとれるようにした。ご夫婦から「開放的なリビングと和室を組み合わせ大空間にしてほしい」という要望もあり、なるべく違和感なく一体感が持てるように、また和室に三枚の引違い戸を設け、来客時には生活空間であるリビングと仕切って使えるようになっている。リビングに収納スペースを設けることができなかったこともあり、和室小上がりの床下には4本の引出し収納を設けた。他に「少しでも干渉されることなく仕事や趣味の時間を作りたい」「ゆっくり星空を眺めながら湯船につかりたい」という希望もあり、互いのプライベートを尊重できるよう書斎を設け、浴室には小窓を配置するなど、快適に生活できるようプランニングした。